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ESG経営を推進する地域拠点として、子ども達とSDGsを学び合う


株式会社ドコモCS 山梨支店 企画総務部 企画総務担当

青木 皓さん  里村 律夢さん


実施プログラム:おしえて!SDGs!


2022年3月25日、株式会社ドコモCS 山梨支店様と、山梨県甲府市の子どもたちに向けて「おしえて!SDGs!-カーボンニュートラル編-」プログラムをお届けしました。プログラム終了後、今回の感想や当団体との協働についてご担当者の青木皓さん、当日司会としてご参加いただいた里村律夢さんにお話をうかがいました。


-数ある団体の中で、放課後NPOアフタースクールを協働先として選んだ理由は何でしょうか?


青木様:ESG経営を掲げる企業として、地域のコミュニティに何か貢献できないかと考えていました。その時に、コロナ禍で、放課後児童クラブで過ごす子どもたちの体験機会がかなり少なくなっていることを知りました。放課後児童クラブで過ごす子どもたちやそこに子どもを預ける保護者は、将来の私たちの大切なステークホルダーになり得ます。そこで、放課後児童クラブとのネットワークに強みを持ち、子どもたちにわかりやすい言葉でメッセージを伝えることができる放課後NPOアフタースクールを協働先として選びました。


-なぜ「おしえて!SDGs!」プログラムを選んだのですか?


青木様:ドコモグループでは、2021年にサステナビリティ戦略を策定しました。特に環境面では、「2030年カーボンニュートラル宣言」を発表し、自社の事業活動での温室効果ガス排出量を実質ゼロにし、お客さま・パートナー企業のみなさまとともに地球をカーボンニュートラルにする取り組みを進めています。そのような取り組みの中で山梨支店として具体的な施策を考えていたところ、放課後NPOアフタースクールが提供しているプログラム「おしえて!SDGs!」を使って、自社のカーボンニュートラルの取り組みを子どもたちに伝えることができれば、コロナ禍で失われている子どもたちへの体験機会の一助になるのではないかと考えました。


-当日の子どもたちの反応・様子をご覧になっていかがでしたか?


里村様:当日、私が子どもたちに呼びかけた時に、とても素直に反応してくれて嬉しかったです。また、「SDGsのことを知っている!」とたくさんの子が答えてくれたこと、SDGsのクイズを出した時に、とても的を射た答えをしていたことにも驚きました。私が、子どもたちぐらいの年齢の時は、環境のことなど全然わからなかったのですが、今の子どもたちはちゃんと考えていたのですごく驚きました。


青木様:私もプログラムを実施する前までは子どもたちにとって、SDGsは関心が低いものと思っていたのですが、学校でも勉強していることもあり、感度が高いと感じました。一方で、私たち大人にとっても、今回の取り組みのために、SDGsのことやSDGs7番の達成目標である「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」について学び、子どもたちに対してアウトプットする良い機会になりました。私は、支店の社員と共にESG経営を推進していく立場にあります。今回の機会が、里村さんのような社員に対してSDGsへの意識を醸成することに繋がったと感じます。



-実施した感想を教えてください。協働前に想像していたものと比べていかがでしたか?


青木様:プログラムを実施する前は、子どもたちにとって伝える言葉が難しいのではないか、興味を持ってもらえないのではないか、そして、オンラインで本当に楽しめるか不安でした。大人向けにオンラインプログラムを実施することと違い、子ども向けにオンラインプログラムを実施するためには、飽きさせない工夫が必要だと思っていました。結果的には、45分のプログラム時間では足りないぐらいに子どもたちが学びや体験の内容にのめりこんでくれたのが意外でした。


里村様:私自身、人前で話すことが得意なタイプではなかったので、子どもたちの前に立って、子どもたちに対して話すということが、自分にできるか不安でした。普段している業務と全く違うことなので最初は戸惑いましたが、子どもたちが反応してくれたり、真剣に聞いてくれたことで、やりがいを感じることができ、挑戦してよかったと感じました。



-またこのようなプログラムを実施してみたいと思いますか?


青木様:ESG経営に対する社員の意識がポジティブに変わる体験になる点と、地域やその地域の子どもたちに対して、山梨支店のプレゼンスの向上に繋がる点から、今後も継続していきたいと考えています。


里村様:当日、子どもたちの前に立つことは、普段の仕事ではできない経験であり、子どもたちの記憶に残る経験になったため、同期や他の社員にもぜひ参加してもらいたいと思います。また、当事者になったからこそSDGsを勉強する機会にもなったので、これからもこういう取り組みを続けていきたいです。


-ありがとうございました。



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